*イタリア家庭料理レッスン*     2018年

2018年12月

~I piatti di Natale~

クリスマスレッスン

今回のクリスマスレッスンではすべてのお料理にトレビスを使って、ワイン色の美しいトレビスの色でクリスマスの食卓を彩る3品をご紹介しました。
テーブルは『北欧の冬の森』をテーマに雪の積もる北欧の森をナチュラルな素材を使って表現してみました。

*Antipasto*
Crema di radicchio in sfoglia su letto di fonduta
~トレビスのパイ包み焼き チーズソース~
トレビスをパンチェッタやリコッタと合わせ炒めたクリームをパイで包んで焼き上げ、クリーミーなチーズソースに乗せて美しくクリスマス仕様に。風味豊かな食材が合わさりコクのあるクリームはバターたっぷりのパイによく合います。チーズソースは簡単ながら濃厚な味わいで全体をバランスよくまとめます。

形成は型を使う物、型の代用、型なしでも美しく仕上がる方法など、いろいろとご紹介しました。
またパイ生地の上手な扱い方もお伝えしたので、層をつぶすことなくサックリ上手に美しく作っていただけると思います。
手間暇掛かるパイやソースなしでも美味しく召し上がれる秘策もお伝えしました。

 

 

 

 

 

 

*Primo*
Risotto con radicchio e gamberi
~トレビスとエビのリゾット~

 プリモには久しぶりのリゾットが登場。ほろ苦いトレビスにエビの香りと甘みがよく合い、美しい色に仕上がるクリスマスにぴったりなリゾット。お米を炊いていく時に使うエビのブロード(お出汁)の臭みを出さずエビの芳ばしさと甘さを引き立たせる方法や、トレビスの美しいワイン色に仕上げるちょっとしたコツをお伝えしました。
イタリアではリゾットはスプーンではなくフォークで食べるお料理。水分が多くおじや風になったり、柔らかく仕上がってしまったら残念ながら失敗です。
実は慣れるまで意外と難しいリゾットなのですが、どうしたらイタリアのリゾットに仕上がるのか、どうなるとどんな風に失敗してしまうのか、詳しくしっかりとお伝えしたので、ちゃんとイタリア式のリゾットを作っていただけると思います!

 

*Secondo*
Rotolo di maiale in camicia di pancetta con radicchio
~トレビスの入ったパンチェッタをまとった豚肉のロートロ~
玉ねぎ、レーズンなどを合わせ炒めたトレビスとモッツァレラを豚肉とパンチェッタで巻いて焼き上げます。レーズンの甘さとクリーミーなモッツァレラがパンチェッタの塩みやコク、豚肉の旨みによく合いとっても美味しく仕上がります。
トレビスの美しいワイン色にルッコラとピンクペッパーの緑と赤でクリスマス仕様に仕上げました。

 

*Dolce*
Fagottini di pasta fillo con pere
~パリパリパスタの洋ナシ包み~
イタリアには紙のように極薄の四角いパスタがあるのですが、その代用品には身近なあの食材を。
マルサラとバニラで香りを付けた洋ナシのバターソテーとマスカルポーネを包んで焼き上げたオリジナルドルチェ。
皆さんからクリスマスらしい雰囲気、パリパリの代用品の意外性、美味しさ、いろいろとお褒めいただけました♪
洋ナシの美味しさを十分に引き出した簡単美味しいドルチェになりました。

 

12月はクリスマスの特別なレッスンであると同時にLa casa di "Cielo"の誕生月でもあります。
2012年12月に始まったお教室も今年で6周年✨
これまで通って来てくださったみなさま、美味しい食材を提供してくださる方々、応援してくれる家族や仲間たち。みなさんに心から感謝しています。
そんな感謝の気持ちとクリスマスのお祝いを込めて、毎年12月のレッスンではささやかながらイタリアのロゼスプマンテをお出ししています。
今年はお料理の色ともよくマッチしました。

 

 

ウェルカムティーにはドイツ在住の間に集めたクリスマスマルクトのホットワインが入っていたマグカップを。
街や年によってデザインが変わる、ドイツらしいカワイイカップたち。
私の大切な想い出の1つです。

 

 

 

北欧の森を再現するのに大活躍してくれたのが、ヒマラヤ杉のぼっくり、バラぼっくり。
1か月ほど前から榴岡公園でせっせと集め、飾り付けに使いました。
自然の形とは思えない美しい形で皆さんにも喜んでいただけました。

 

 

 

 

 

夜レッスンではキャンドルに灯がともります。

 

 

 

 

 

 

メニューはテーブルに合わせて針葉樹の深い緑とシルバーの文字でシックに。

今年も1年、多くの方にご参加いただき美味しく楽しい時間をご一緒することができました。

本当にありがとうございます。
来年もまた皆様に喜んでいただけるレッスンを心がけていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年11月のレッスン

りんごとかぼちゃ秋の食材とお肉を使った料理

11月のレッスンでは季節を迎えているかぼちゃやりんごを使って、秋らしいお肉のお料理を2品と、クリスマスに作りたいとリクエストをいただいた本場イタリアのティラミスをご紹介しました。
テーブルは晩秋らしくモノトーンでシックに・・・実はティラミスっぽい雰囲気を醸し出してみました(笑)

 

*Antipasto*
Pasta con zucca,pancetta e panna

~カボチャとパンチェッタのクリームパスタ~

たっぷりのかぼちゃを使って濃厚に仕上げます。
かぼちゃの甘味をパンチェッタや生クリームのコクがさらに引き立てて、寒い日に嬉しいコックリ美味しいパスタ。これからの季節にぴったりです。
お子さんにも喜んでいただけるお味だと思います。

 

*Secondo*
Spezzatino di maiale con le mele
~豚肉のリンゴ煮~
ゴロっとした豚肩ロースをりんごと煮る秋の肉料理。
隠し味に辛くなく風味豊かなディジョンマスタードが入っています。りんごのお陰でお肉はとろっほろっと柔らかく、くったりした甘酸っぱいりんごと一緒に食べると本当に美味しい。
ボリュームたっぷりに見えますが、お肉が柔らかいのとさっぱりしたお味なのでペロリと食べられます。
とっても簡単なのになかなか日本の家庭には登場しないヨーロッパらしいお味のお肉お料理ですので、ご家庭でも楽しんでいただけると思います。

 

*Dolce*
Tiramiù ~ティラミス~
恐らく日本で最も有名なイタリアのドルチェ、ティラミス。でも実は本場イタリアのと日本のには大きな違いが。
日本のティラミスは生クリームが入ることが多く、カロリーが高くずっしり重たいですが、イタリアのは生クリームが入りません。今回はもちろん本場イタリアのティラミスです。
ふわっと軽い口当たりとマスカルポーネや卵の甘みやコクにエスプレッソの苦みのコントラストで、イタリア料理をたっぷり食べた後でも軽やかにペロリと食べられます。
生地の部分はイタリアのビスケット、サヴォイアルディを使うので、生地から焼く必要もなく基本的には簡単に作れるドルチェですが、美味しく作るためにはレシピからは読み取れない大切なポイントがいくつかあるのでしっかりとお伝えしました。ご自宅でも本物のイタリアの味を楽しんでいただけます。

 

お花はテーブルに合わせてモノトーンのドライフラワーを。

メニューもシックな色合いでまとめました。

 

ウェルカムティーにはセコンドに合わせて季節のアップルティーをお出ししました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年10月のレッスン

秋冬に美味しい魚料理

10月のレッスンでは、タラや秋刀魚を使った秋冬に美味しいお魚料理3品をご紹介しました。
テーブルはシックな色合いにハロウィーンの飾りや実もののドライを置いて秋らしくまとめました。

 

*Antipasto*

Baccalà conso
~バッカラのヴェネチア風~

イタリアの塩ダラ、バッカラを水と牛乳で煮てからニンニクやパセリと共にオリーブオイルで和えるヴェネチア風のお料理。
今回は前菜としてお出ししましたが、もともとはヴェネチア独特の『バーカロ』と呼ばれる立ち飲み居酒屋の1口おつまみの1つです。

ヴェネチアらしいシンプルな味付けで、美味しいオリーブオイルを使うことが最大の味の決め手。
今回はラツィオ州のオイル『Impero Colline Pontine DOP』を使いました。オリーブオイルらしい青々しい香りや味はしっかりと、でも辛味や苦みはマイルドなとても美味しい上質なオイル。
タラを使ったシンプルな味付けのこのお料理にはぴったりです。
簡単に作れて味付けもほとんどいらず、なのにタラの美味しさをしっかり味わえる白ワインにぴったりな前菜です。

 

*Primo*
Spaghetti con SAMMA e funghi MAITAKE

~秋刀魚と舞茸のスパゲッティーニ~

秋刀魚と舞茸を使った秋味パスタ。
もちろんイタリアには秋刀魚も舞茸もありませんが、作り方はイタリア式、和伊折衷です(笑)
秋刀魚の味と香りを十分に楽しむために余計な物は入れずにシンプルに。
シャキッとした歯ごたえと香りがおいしい舞茸は、より香りよくするための一工夫を。味も香りも秋満載の秋味パスタ、日本人が大好きな美味しさです。

 

*Secondo*
Baccalà al forno 

~バッカラのオーブン焼き~

こちらのバッカラ料理はトマトやオリーブ、ケッパーなどが入った南イタリア風。実は一番下にジャガイモが隠れていて、それぞれの素材からでる美味しいダシや旨みを残らず吸い取ってめちゃくちゃ美味しいんです。隠れた主役がジャガイモです。

食材を重ねて焼くだけ。
味付けもほんの少しの塩をパラリとするだけで、後は食材の持つ旨みだけでびっくりする美味しさ。
見た目の華やかさも手伝って、お客様をおもてなしするのにもぴったりなお料理です。

 

 

 

*Dolce*
Panna cotta alla Houjicya con Cachi
~ほうじ茶と柿のパンナコッタ~
秋らしくほうじ茶のパンナコッタを作り、柿を乗せる秋味ドルチェをお出ししました。
濃厚なほうじ茶の味が癖になる美味しさ。
生徒さんから大好評で、習いたい!のお声多数いただきました。
いつかレッスンでやりましょう♪

 

 

 

 

 

ハロウィーンの飾りを飾って季節をテーブルにも。

カボチャやユーカリの実も一緒に。

ウェルカムティーには季節のマロングラッセの香りの紅茶をお出ししました。

 

 

 

 

 

 

 

2018年9月のレッスン

秋らしいコクのあるお料理と秋のドルチェ

9月はこれまでもリクエストの多かったドルチェを1品加えて、パスタ+セコンド+ドルチェの3品をご紹介しました。
お料理は夏の間魚介が続いたので、秋らしいこっくりとした味の牛乳やクリームを使ったお肉料理を2品。どちらも香り豊かなお料理です。
ドルチェはブドウのタルト。秋に嬉しい3品です。

テーブルはがらっと雰囲気を変えて秋らしく落ち着いた色合いで。
挿し色はブドウのドルチェに合わせてブドウ色のナプキンと吾亦紅のお花で。

 

*Primo*
Pasta alla norciana al curry~ノルチャ風パスタ カレーの香り~
ウンブリア州ペルージャ県の南東部にある小さな町、ノルチャのパスタ。
ウンブリアはイタリアでは珍しく海のない州の1つで、山や森のあるところ。そこの特産であるキノコとサルシッチャ(イタリアの生ソーセージ)を使ってクリームソースで。
そのノルチャのパスタに今回はカレーパウダーを入れて風味とコクをUPしました!実はイタリアでも、時々カレークリーム登場します。
ウンブリアで習った時も、『これにカレー風味を加えるとまた美味しんだよ』って、ウインクしながら風味づけ(笑)
正直、イタリア料理でカレー使う必要あるのかなと疑心暗鬼だった私ですが、ウンブリアでこのパスタを食べた時の美味しい感動ってば!!!
今回のレッスンでも大好評で、今まで習ったパスタランキングの上位に食い込みました!のお声多数。
 秋らしいキノコをたっぷり使ったちょっと変わり種のソース、ご家族にもとっても喜んでいただけたようです。

 

*Secondo*
Scaroppine alla marsala~豚肉のスカロッピーネ マルサラ風~
スカロッピーネは薄切りしたお肉のソテーのこと。
今回は豚ヒレ肉を薄く伸ばして、バターとシチリアのお酒、マルサラ酒に牛乳をプラスしてソースにします。
マルサラ酒の豊かな香りや甘みがバターのコク、牛乳のまろやかさと合わさって本当に美味しいソースに仕上がります。
ソースは別に作るのではなく、お肉と同じフライパンで同時にできるので、簡単なのにいつもと違うリッチな味わいに。
お肉はイタリアの料理法で仕上げると、豚ヒレなのにいつもながら驚きの柔らかさでジューシーに仕上がります。

 

*Dolce*Torta di uva con crema frangipane~ブドウのタルト~
さっくりとしたタルト生地にアーモンドとバターの香り豊かなアーモンドクリーム、フランジパーネを流し込み旬のブドウを並べて焼き上げるタルト。

イタリアの焼き菓子はどれも簡単なのですが、このタルト生地もびっくりするぐらい簡単なのにとってもさっくり美味しく仕上がります。

旬の大粒のブドウは焼いても瑞々しく甘くてまるでワインの様な濃厚な味わい。
美味しいだけじゃなくブドウが宝石の様で見た目もとても美しい、秋のタルトです。ブドウの他にも相性のいいフルーツをご紹介したので、ご自宅では季節を問わず作っていただけると思います。

 

お花は秋のお花吾亦紅を。
大好きなお花の1つです。
ドイツの家の裏に広がる広大な牧草畑には、秋になると吾亦紅がいくつも顔を出し、ゆらゆらと爽やかな秋風に揺れていたものです。
色もドルチェにぴったりで、落ち着いた色合いのテーブルに鮮やかな挿し色となりました。

 

2018年7月のレッスン

~I piatti estivi~

夏のお料理

7月のレッスンでは『I piatti estivi~夏の料理~』をテーマに夏の南イタリア、海辺のトラットリアでキリッと冷えた白ワインと共にいただきたい、夏らしい料理を揃えました。
実際イタリアで海を見ながら長い夏の夕べをのんびりと満喫するのによく食べるお料理たち。
夏野菜と魚介たっぷりのお料理は海を見ながら・・・とはいかないまでも、白ワイン片手にこれからの季節にイタリアに心を馳せて美味しく楽しめます。
テーブルは夏の南イタリアをイメージして、カラフルに元気よく!
イタリアで買ってきたクロスとお皿が楽し気に夏らしいテーブルを演出してくれます。

 

*Antipasto*
Parmigiana di meranzane
~ナスとチーズの重ね焼き~
素揚げした米ナスをトマトソースやモッツァレラと重ねてオーブン焼きに。
素揚げしてトロっとした米ナス、簡単ながらコクのあるトマトソース、

とろりと糸引くモッツァレラ。ゴールデントリオです(笑)
ナスの万国共通の下調理、素揚げがあるので手間は掛かるのですがそれを十分補う美味しさです。油っこくなりがちなこのお料理、美味しくいただく為のポイントもしっかりお伝え。
このトマトソースは一番シンプルでベーシックな作り方。いろんな料理に応用していただけます。夏に美味しいイタリア人も日本人も大好きなお料理です!

 

*Primo*
Penne gamberi e zucchini
~エビとズッキーニのペンネ~
相性抜群のエビとズッキーニ。
エビの美味しさを余すところなく吸い込んだズッキーニが超美味!
材料も簡単に揃って、調理も簡単、なのにコク、香り、甘さ、すべて揃った味わい深いなのにしつこくない、嬉しい夏のパスタです。

 

*Secondo*
Fritto misto di mare
~魚介のフリット~
夏に海のそばのトラットリアに行くと必ず頼んでしまうお料理がこれ。
魚介のフリットは衣が極薄。
カリっとした食感はしっかりあるのに重くない。ビールや白ワインを片手にやめられない美味しさ(笑)
今回は定番のエビ、イカ、イワシの他に、宮城ならでは、旬を迎えたアナゴも加えた魚介で作りました。
揚げ物ですが、衣が薄いので新鮮魚介はさっと揚げるだけ。案外簡単にできるんです。
美味しい魚介が手はいる仙台ならでは、のお料理だと思います。
南イタリアの海辺にいる気分でご自宅でも楽しんでいただけのではないでしょうか。

 

*Dolce*
Composta di pesche~モモのコンポート~
毎年この季節の定番ドルチェ、モモのコンポート。今年も登場です。
福島や山形の本当に美味しいモモが安く手に入る仙台ならでは!
揚げ物の後のドルチェとしてもさっぱり爽やかに口直しになって最適です。
生でも美味しいモモですが、冷やして食べるコンポートも最高に美味しいです。

 

お花は季節のひまわりを。
ひときわ暑い今年の夏。
ぐったりするところに元気をもらえるお花です。
ウェルカムティーには夏らしく、ピーチ&マンゴーアッサムをアイスティーでお出ししました。

 

 

 

 

 

 

メニューはクロスと合わせて水色と黄色で夏らしく!南イタリアらしく!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月のレッスン

6月のレッスンでは、直前のイタリア修業でローマとサルデーニャで習ってきたお料理を3品ご紹介しました。
梅雨の鬱陶しさを忘れられるように、テーブルは白と水色でとことん爽やかに。

*Antipasto*Vignarola
~旬の青い豆と野菜、パンチェッタの蒸し煮 ワイン農家風~
ローマのお料理
ソラマメとグリーンピース、新玉ねぎやローマらしくロメインレタスなど旬の野菜と、パンチェッタを合わせ蒸し煮に。
ローマではこれにアーティチョークも入れたのですが、日本では手に入らないので、日本ではお馴染みのあの日本の野菜の新物を代用品に。ぐっとコクが増し、より深みのある味で美味しくなります。
またソラマメもより美味しさや香りを引き出すための一工夫が。
仕上げに入れるハーブでググっとイタリア感も出てきます。
ソラマメやグリーンピース、日本でもごく一般的なお豆ですが、意外と調理法が多くない・・・そんな時にはぜひローマ風で一味違う美味しさを味わっていただければと思います。

 

*Primo *
Spaghetti alle vongle e bottarga
~ヴォンゴレとボッタルガのスパゲッティ~
サルデーニャのパスタ
イタリア全土で食べられているヴォンゴレ。
これにサルデーニャの特産品、ボラのからすみ、ボッタルガをたっぷり掛けるこのパスタ。
サルデーニャのからすみは本当に美味!
日本のからすみよりクセがなく、ただひたすら旨みとコクがあるという感じです。
サルデーニャのすべて手作業で作られたボッタルガを持ち帰り、これでもかとヴォンゴレの上にたっぷりかけて召し上がっていただきました。
そのヴォンゴレ、日本でもよく知られているパスタの1つですが、シンプルな分実は難しいんです。日本のヴォンゴレとイタリアのヴォンゴレ、違いますしね~。どうしたらちゃんとイタリアの味になるのか。
旬を迎えている大粒のアサリからはびっくりするほどたくさんの出汁がでます。
それをきちんとソースとして仕上げる、それが最大のポイントなのですが、しっかりお伝えしました。
みなさんに「今までのとは全然違う!あれはヴォンゴレじゃなかったんだ」と言っていただけたので、ご自宅でもこれからは本当のヴォンゴレを楽しんでいただけると思います。

 

*Secondo*
Pesce bianco al limone

~白身魚のレモン風味~
サルデーニャで習ったお料理
サルデーニャではヒメジを使ったのですが、日本ではなかなか手に入らないので季節の白身魚で・・・と思っていたのですが、宮城県では本当にありがたいことに1年を通して生の美味しいカジキが手に入ります。
スズキや太刀魚でと思ったのですが、やっぱりカジキが美味しすぎて、結局カジキでレッスンをやりました(笑)
あっという間に作れる超簡単料理なのに、レモンがよく効いたソースは爽やかで、これからの季節にぴったり。キリッと冷えた白ワインにもよく合います。
夏はキッチンに立つ時間もなるべく短くしたいもの。そんなこれからの季節にいろいろピッタリなお料理です。

 

*Dolce*
Ricotta con miele di corbezzolo
~コルベツッオロのはちみつを掛けたリコッタ~
コルベツッオロ(西洋ヤマモモ)の蜜は、甘いのに苦い!甘さやコクは他のはちみつと同じでも、本当に苦い。

 

この独特な蜜はサルデーニャでしか採れないそうで、今回はドルチェ用に購入してきました。リコッタに掛けると、まるでカラメルを掛けたような甘さと苦さ。
珍しい蜜をみなさんにも味わっていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テーブルのお花はアザミやミントを使って爽やかさをお手伝い。
ウェルカムティーにはお花の季節を迎えているジャスミンティーをお出ししました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月のレッスン

I piatti con uova e verdure primaverile

~卵と春野菜の料理~

4月のレッスンは春野菜を使った卵料理。
色合いも味や香りも春らしいお料理が満載です。

桜も散り若葉が顔を出す、仙台が最も美しい季節。
テーブルもそんな季節らしく、若葉と美しい青空をイメージして。

 

今回の野菜たち。
山形県産のアスパラガスはレッスンの回数を追うごとに太く瑞々しくなってきました。

太く立派なものですが、皮をまったく剥くことなくさっと火を通すだけでも十分。
生のグリーンピースはプチっとした食感と甘みが美味しいお豆。

イタリアでも本当によく食べられます。

美しい彩りとそれぞれ特徴ある食感や香りを与えてくれる春野菜。
食卓でも春を感じられて嬉しいですよね!

 

*Antipasto*

Fritatta di asparagi
~アスパラガスのイタリア風オムレツ~

旬を迎えたアスパラガスと新玉ねぎをイタリア風オムレツに。

合わせて2種類のチーズを使っているので、コクが加わりオムレツを切るととろりとチーズが糸を引いて溶

けだします。
ふんわりとした卵の食感と、柔らかいのにシャキとした食感が残るアスパラガスのコントラスト、旬の野菜のジューシーな美味しさ、卵の優しい甘さ。

春らしい優しい味のオムレツ。

上手にひっくり返すコツもしっかりお伝えしました。

 

*Primo*
Farfalle con panna,piselli e pancietta

~ファルファッレのグリーンピースとパンチェッタのクリームソース~

今月は久しぶりに手打ちパスタ。
卵を練りこんだ生地を作り、蝶の形のファルファッレを作ります。

実はファルファッレ、ポイントを押さえないと茹でた時に形がくずれてしまいます。しっかりポイントを

お伝えしましたので、みなさん上手に作ってくださいました。

ファルファッレは形だけでも春らしさ満載。

お皿の中にたくさんの蝶が舞っているのはほんとにかわいい!

合わせるのは、旬を迎えているグリーンピースとパンチェッタをクリームソースで。緑とピンクがこれ

また春を演出。
グリーンピースはしわが寄らずパンとしたままを維持することで食感が格段によくなり、噛むとプチっとして甘味と香りが広がります。
なぜしわがよってしまうのか、しらにならないにはどうすればいいのか、しっかり説明しましたので他のお料理の時も食感のいいグリーンピースを召し上がっていただけるはずです。
グリーンピースと新玉ねぎの甘さ、生クリームやパンチェッタ、チーズのコク。簡単でもしっかり美味しい春のパスタです。

 

*Secondo*

Rotolo di pollo con uova e spinaci

~卵とほうれん草を巻いた鶏むね肉のロール巻きオーブン焼き~

鶏むね肉の中に卵焼きとほうれん草を巻いてオーブンで焼き上げるお料理。他にもドライトマトやパルミジャーノなどなど、コクや香りの食材が隠れているので鶏むね肉ながら

さっぱりしっかりな味わいです。

切ると黄色と緑が春らしい彩りを添え、添えた芽キャベツが一層春らしさを演出してくれます。
パサつき硬くなる鶏むね肉も、イタリアの料理法を使えばびっくりするほどジューシーに、柔らかく仕上がり大皿に盛ればおもてなし料理にもなる、美味しいだけじゃないいろいろ優秀なお料理です。

美しく渦が巻くようになるポイントもお伝えしたので、ご自宅でも美しく仕上げていただけると思います。

 

*Dolce*

Mousse alle fragore

~イチゴのムース イチジクバルサミコソース~

今月はイチゴのムースをお出ししました。ゼラチンを使わずに作るムースは口に入れるとふわっととろける美味しさ。大人気なので毎年この時期にお出ししています。

今年は去年イタリアで買ってきたイチジクの香りのバルサミコクリームをソースにして香りとコクを加えました。

 

 

 

飾ったお花はテーブルに合わせてグリーンのラナンキュラス。

花びらの先がワイン色でカルチョーフィ(アーティチョーク)にちょっと似てます(笑)

メニューの文字もテーブルに合わせグリーンとブルーで。

 

 

 

 

 

 

 

 

3月のレッスン

La cucina napoletana

~ナポリ料理~

3月のレッスンはナポリ料理。
魚介のイメージが強いナポリ料理ですが、今回は肉料理。
簡単なのにリッチな味わいが美味しいのはさすがナポリ料理です。

テーブルはナポリのあるカンパーニャ州の特産品の1つ、レモン尽くしで。
飾ったお花は桜。

今月はウェルカムティーも桜の紅茶、ドルチェにも桜。
元気いっぱいな春らしいテーブルになりました。

 

*Antipasto*
Scarola Ripassata

~エンダイブのナポリ風~

チコリの仲間の葉野菜、エンダイブ。まるまる1株をレーズンや松の実、ケッパー、オリーブなどいかにも南イタリアの食材と合わせてくったり火を通す、イタリア版煮びたし。アンチョビやケッパーの塩味と

レーズンのコクのある甘さ。日本人にはなかなか不思議な食材の組み合わせですが、イタリアではよく見られる甘辛ミックスが後を引く味です。

このお料理ナポリではとてもよく食べられる郷土料理。
揚げピッツァの中にも入るんですよ~。

 

*Primo*
Rigatoni alla Genovese Napoletana
~ナポリ風ジェノヴェーゼのリガトーニ~

ナポリのジェノベーゼは緑のバジリコペーストとは全くの別物。
牛肉と大量の玉ねぎをワインでコトコト煮込んだソース。

赤身の多い部位の牛肉を使い、柔らかくなったところで木べらでざっくりとほぐします。
玉ねぎの甘味とコクがこのソースの決め手。
塩はたった1つまみ、他調味料は一切なし。
なのに驚くほどコクと旨みがたっぷりな激ウマソースに仕上がります。
ボロネーゼのように4~5時間煮込まなくていいし、お肉を包丁でミンチにする手間もない、簡単美味しい感動ソース。
合わせるのは濃厚ソースに負けない、リガトーニ。
あぁナポリだ(笑)

 

*Secondo*

Braciole napoletane
~ナポリ風ブラチョーレ~
ブラチョーレは薄い食材で別の食材をくるりと巻いて作るお料理の総称で、よくインヴォルティーニと呼ばれますが、南イタリアではブラチョーレと呼ばれます。
今回はナポリ風。本来は仔牛のスライスで作るのですが、日本ではなかなか手に入らなので豚肉で。
これまた南イタリアらしく、松の実やレーズン、チーズなどをくるりと巻いて、トマトソースでいただきます。
お肉はジューシーで柔らかく、松の実やレーズンの食感や甘みも楽しめ、トマトソースのコクがたまらなく美味しいお料理。
簡単ですが、見ためも色鮮やかで食卓が華やぎます。
トマトソースは基本の簡単ソースですが、簡単でも本格的。
いろいろなお料理に使える万能ソースです。

 

*Dolce*
Panna cotta primaverila

~春のパンナコッタ~

今月のドルチェは春色のパンナコッタをお出ししました。
抹茶のパンナコッタに桜の塩漬け。
味も香りも、色も見ためも春です!

 

 

 

 

 

 

 

 

テーブルには桜の花を飾りました。

レッスンの間、仙台の桜はまだでしたが、テーブルはすっかり春の装いです。

ウェルカムティーも桜の紅茶をお出しして、教室は桜で満開です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メニューはテーブルクロスの色に合わせて。
今月のクロスは前回のイタリア、トーディの雑貨屋さんで見つけて一目ぼれしたもの。
元気いっぱいなだけになりがちなレモン柄ですが、このクロスは少し落ち着きのある黄色と、お花の部分に美しい紫が入っていて、大人っぽいシックな美しさも漂うところがすごく気に入っています。

メニューはそれにあわせ、落ち着きのある黄色と紫で。

 

 

 

2月のレッスン

冬野菜と冬の魚介を使った料理

2月のレッスンでは、宮城ならではの冬の野菜と、冬の魚介を使ったお料理を3品ご紹介しました。
テーブルは冬らしいモノトーンを基調に、カラフルなお皿を使って温かみも加えてみました。

 

右の写真、太い長ネギは西洋の長ネギ、ポロネギ(リーキ、ポワロ)です。実は宮城県では栽培が盛んで冬になるとよく見かける野菜です。
今年は寒すぎて出荷量が激減してしまって、なかなか入手が難しくなってしまったのですが、普段ならお手頃価格で手に入るんです。

もう1つがちぢみほうれん草。
寒い冬が作りあげる、東北を代表する冬野菜の1つ。
寒さに耐えるために葉を縮ませ、地面に這うように葉を広げるほうれん草。栄養価が高まり甘味やコクが増して、くったり煮てもほうれん草独特の土臭い香りがしっかり残るので、今回のお料理にはぴったりです。

 

*Antipasto*
Porri e zucca gratinati al formaggio
~ポロネギとカボチャのグラタン~
ポロネギは生のままだと固くて、水分が少なくてぎっしりしていて、こんなの美味しいの!?という感じですが、実は辛味や苦みはほとんどなくネギの香りはそのままに、加熱すると柔らかくとても甘いのが特徴の

ネギです。柔らかいのですが日本のネギのようにとろける柔らかさではなく、繊維がしっかりしている分存在感は残るので、グラタンにはぴったり。

ほっくりと甘いカボチャと甘いネギにクリーミーなコクのチーズがぴったり。

簡単なのに本当に美味しいお料理で、みなさんに大好評でした。
早速作りましたのお声をたくさんいただいています。
冬美味しい野菜の冬に美味しいあったかグラタンです。

 

*Spaghetti al baccala*
~塩ダラのスパゲッティ~
イタリアではバッカラと呼ばれる塩ダラをイタリア各地でさまざまな料理で食べられています。

今回はドライトマトやケッパー、オリーブなどと合わせパスタに。
塩ダラからはもちろん、濃厚なダシや凝縮した旨みを持つ食材ばかりが集まっているので、さっぱりしてるのにしっかりとしたコクが美味しい!合わせるのはイタリアのもっちりとした太めのスパゲッティ(こちら参照)。家族経営の小さな工房で作られるパスタは小麦の味がしっかり芳ばしく、ソースを旨みをしっかりと吸い上げてくれるので相性ぴったり。身近なのにイマイチ使い道がワンパターンな塩ダラを、簡単美味しくパスタでいただけます。

 

*Secondo*
Calamari in zimino
~ヤリイカとほうれん草のトマト煮~
冬のトスカーナ料理。

岩手から青森、釧路辺りの海は美味しいイカの産地。冬が旬のヤリイカ、仙台でも立派な青森県産のが店頭にたくさん並んでいます。
合わせるちぢみほうれん草。普通のほうれん草より栄養素、甘味、香り、コクが強い上に、さらに、ごくごく少量の水で蒸し煮することで、旨みを逃さない工夫も。くったりしていても、しっかりと甘みや香りが感じられ、イカにもベースの白ワインにもトマトにも負けない存在感で、仙台でも今の季節とても美味しく作ることができます。
実はこのお料理、白ごはんにも合うんです!日頃のお夕飯のおかずとしても違和感なく登場できる冬のイタリアンです。

 

*Dolce
Crespelle di castagne con crema di cioccolato
~栗粉のミルクレープ

   チョコレートクリーム~

毎年ヴァレンタインの2月にはチョコレートのドルチェをお出ししていますが、今年は栗の粉を混ぜ込んだ生地のクレープでチョコレートクリームを挟んでミルクレープに。栗粉はイタリア、カンパーニャ州アヴェッリーノ産、上に散らしたヘーゼルナッツはイタリア、ピエモンテ州産。
芳ばしい栗の味と香りのクレープに、ほろ苦い甘さ控えめなチョコクリームがよく合う、大人なミルクレープです。

 

今月のメニューはテーブルに合わせてモノトーンで。
お花はカジュアルな大きめチェックのテーブルクロスに合わせ、小さくて可憐な白い花で。

ウェルカムティーには甘い香りがほっと嬉しい、キャラメルティーをお出ししました。

 

 

 

 

 

 

 

1月のレッスン

«I piatti invernale»

冬の温か料理

2018年最初のレッスンは冬に美味しい温かいお料理を3品ご紹介。
セコンドはレンズ豆の煮込み。イタリアではレンズ豆の形をコインに見立て、新しい年の金運UPを願って大晦日からお正月に食べられます。
イタリアの願掛けにあやかり、レンズ豆を食べて金運UP!
温かい煮込み料理なので寒い季節にぴったり。

他にも旬の冬野菜やオーブン焼きなど冬に美味しいお料理ばかりです。
テーブルは紅白でまとめて新年のおめでたい雰囲気で、今年も1年Happyな毎日になるように願いを込めて。

 

*Antipasto*

Frittelline di patate

~ポテトガレットのオーブン焼き~

じゃがいもとトマトとモッツァレラとローズマリー。
相性がいい食材を組み合わせて作るこのお料理、美味しいだけじゃなくトロッと溶けたモッツァレラとカリッとした食感が芳ばしいポテトガレット、食感も楽しめて冬に嬉しい温かお料理。
上手に形成する方法や、カリッと仕上げるポイントなどもしっかりお伝え。
見た目も可愛らしいし、大人も子供も美味しくいただけるのでおもてなしにぴったりです。

 

*Primo*
Orecchiette al broccoli e salsiccia
~ブロッコリーとサルシッチャのオレキエッテ~

ブーツの形のイタリアのかかと部分にあるプーリア州の郷土パスタ、オレキエッテ。
それに今が旬の冬野菜、ブロッコリーとイタリアの生ソーセージサルシッチャのソースを合わせます。
イタリアではサルシッチャの皮を剥ぎ、中のひき肉だけを取り出して料理にすることが多いのですが、日本では簡単に手に入るものではないので、今回は豚肉にあるものを足してサルシッチャそっくりに代用しています。
包丁で手切りしたお肉は粗挽きでまるでサルシッチャ、美味しいコクをプラスしてくれます。
ブロッコリーは手でほぐせるぐらい柔らかく茹でるのがイタリア流!
こうして細かくほぐすことでブロッコリーが具材ではなくソースとなるんです。時間を掛けて茹でると味も香りも飛んでしまいそうですが、実は逆。
甘みや香りがぐっと増して美味しくなるのが不思議です(笑)
仕上げに掛けるのは羊の乳から作られたペコリーノ・ロマーノとブロッコリーにもサルシッチャにも相性抜群な青い香りの美味しいオリーブオイル。
ぐっと旨みがまして美味しくなるので、みなさんお皿の上でガンガン追いオリーブオイルされてました(笑)
すごく簡単なのにすごく美味しい冬のパスタ。
早速作りました~とのお声を多数いただいています♪

*Secondo*
Costine di maiale con lenticche

~スペアリブとレンズ豆の煮込み~
レンズ豆と合わせて煮込みのは豚の骨つき肉、スペアリブ。
スペアリブってなんだか硬かったりパサつくイメージがありますが、じっくり煮込むとお箸でほぐせるほど柔らかくジューシーに仕上がります。レンズ豆の他にもにんじんやジャガイモなどが入り、骨つき肉からの美味しいダシと野菜からの甘みやコクがレンズ豆に染み込み、栄養も旨味もたっぷり!コクや旨みはあるのに、見た目に反してしつこさがないのがイタリア料理ならでは。

お皿の上から掛けるのは、去年の秋にイタリアで買ってきた、オリーブオイルノヴェッロ、新油。
ウンブリア州トーディ郊外のオリーブオイル搾油所で絞りたての新油を買ってきたのですが、それをたっぷり掛けて召し上がっていただきました。
写真は搾油所から買ってきた直後、レッスンをしてくれたパパさんのお家で食べたもの。すごい緑でしょ!澱を取り除かずに瓶に詰める新油は、澱が多い分傷みやすいのだけど緑のオリーブの味や香りの特徴がより色濃くでるのが特徴。
ウンブリアのオイルらしく、青々しい香りと辛味苦みもはっきりしっかり。スペアリブにもレンズ豆にも最高によく合います。日本では状態のいい新油はどこでも手に入るというものではないので、みなさんにもぜひ味わっていただきたく1月まで開封せずに保存しておいたので、美味しく召し上がっていただけました。

 

*Dolce*
Formaggio fresco fatta in casa con

coulis di lampone
~自家製フレッシュチーズ ラズベリーソース添え~
今月はドルチェも紅白で!
自家製のフレッシュチーズに手作りラズベリージャムを添えてお出ししました。
手作りしたフレッシュチーズはリコッタチーズのような、マスカルポーネのような、ミルクの味が美味しくコクがあるのに重たくない味わい。それに相性抜群な、これまた手作りのラズベリーソースを掛けて。
てっぱんの組み合わせですが、手作りだとやっぱり美味しいですね~。

 

テーブルには濃いピンクと白が美しいチューリップを飾りました。
花びらの淵がひらひらしてて華やかで愛らしい。

半月後、開ききった同じチューリップ。
大輪の艶やかさで違った美しさに。
レッスン1回目から最終回まで、違う開きぐらいながら美しさは変わらず、ずっと楽しませてもらいました。

 

 

 

今月のウェルカムティーは”シャンパンルージュ”
シャンパンとイチゴの香りの紅茶。
紅茶も紅白をイメージして、新年にふさわしく華やかな香りでお出迎え。